様々な種目がある、射撃競技!
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射撃スポーツと一口に言っても、使用する銃によって、競技種目も様々だ。
銃や弾、ルールなどの違いはあるが、大きく分けると、
静的標的を撃つ、”ライフル&ピストル競技” と、
動的標的を撃つ、”クレー射撃” に、分けることができる。
競技ごとに必要とされる能力も異なり、
ライフルはフィジカル面、クレー射撃は反射神経が求められる。
正しいフォームを、きちんと身につけることが、
上達への近道であることは、言うまでもないが、
よりレベルアップするには、前述したそれぞれの競技に、
必要なスキルを強化することが、必要だ。
共通点は、どの種目も、精神的な要素を、最も必要とすることだ。
一発一発を、集中して撃つのはもちろんのこと、
大会で集中力を持続するには、日ごろのトレーニングが、極めて重要である。
1984年・ロサンゼルス五輪、ラピッドファイアピストル競技で、
金メダルを獲得した、蒲池猛夫は、締め切った部屋で、
一日中ロウソクの火を見つめて、集中力を鍛えていたという。
日本は、銃規制が厳しいため、なかなか一般にはなじみのない競技だが、
近年では、ビームライフルが、秘かに人気を集めている。
もともとビームライフルは、日本ライフル協会が、
低年齢の競技者層を育てるために、考案したもので、
現在では、国体の正式種目となっている。
低年齢はもちろん、障害者でも楽しむことができるのが、魅力と言える。
部活動に取り入れている学校もあり、単なる競技としてだけでなく、
精神を集中させる手段としても、注目の的だ。
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