ソフトバンクの3連覇はあるのか?
秋山監督の有終の美を飾った、2014年の優勝。工藤新監督の元、
2連覇を果たした、2015年に続き、3連覇を目指している、ソフトバンクホークス。
特に昨年は、圧倒的強さを見せ、今年は初の年間100勝チーム誕生かと、
囁かれるぐらい、充実の戦力を誇っているが、本当に、死角はないのだろうか。
昨年、唯一不安だったのは、先発投手陣だ。
短期決戦になった場合、絶対的なエースがいないことが、
不安視されていたのだが、結果的に、その心配は杞憂に終わった。
今年は、昨年13勝とエース格に成長した、武田を筆頭に、
9勝・負けなしと、勝率100%の、ハンデンハーク。
5年連続二桁勝利と、安定感抜群の、攝津。
中日から移籍し、9勝を挙げた、中田。
と、駒が揃っている上に、シカゴ・カブスから復帰した、和田。
一昨年活躍した、大隣の復活への期待、東浜や千賀などの、
若手の台頭など、少々ケガ人が出たぐらいでは、びくともしない。
リリーフ陣も、昨年41セーブを挙げたサファテに、同じぐらいの成績を、
期待するのは無理があるが、こちらも、五十嵐や森福など、人材は豊富だ。
野手にしても、李大浩のメジャー移籍は、痛手ではあるものの、
内川が、外野から一塁に回り、柳田を筆頭に他球団が羨む、
充実の外野陣が、激しいレギュラー争いを行っている。
唯一の問題は、固定しているとは言えない、キャッチャーだが、
こちらも、細川達ベテランをローテーションしながら、
山下達、若手を育てていけるだけの状況にある。
唯一あるとすれば、開幕ダッシュに失敗し、戦力の使いこなしが、
上手くいかず、チームの歯車が狂った時ぐらいだが、今のソフトバンクには、
少々のことでは動じないだけの、経験が積み重ねられている最中だ。
よほどのことがない限り、3連覇は固いと言えるだろう。
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