オリンピック関連コラム! 〜オリンピックで、最も多くのメダルを獲得した選手〜
オリンピックでは、1大会でいくつもメダルを獲得する選手や、
複数の大会に出場して、連覇をする選手もいる。
これまで、最も多くのメダルを獲得している選手は、
競泳の、マイケル・フレッド・フェルプス選手(アメリカ)。
そのメダル数は圧倒的で、28個のメダルを獲得している。
金メダルだけでも、23個も獲得しており、2位の選手の合計18個を上回っている。
アテネ・オリンピックと、北京・オリンピックで、ぞれぞれ獲得した8個のメダルは、
1大会でのメダル獲得数の、歴代1位タイ記録であり、
北京・オリンピックで獲得したのは、全て金メダルであった。
マイケル・フェルプス選手が、初めてオリンピックに出場したのは、
2000年のシドニー・オリンピック。
わずか15歳での出場ながら、200メートルバタフライで、5位入賞している。
そして、
2004年のアテネ・オリンピックから、2016年のリオ・オリンピックまでの4大会は、
200メートル個人メドレーで、4大会連続の金メダルを獲得、
100メートルと200メートルのバタフライでも、4大会連続のメダルを獲得している。
200メートル自由形でも、アテネ・オリンピックで、銅メダル、
北京・オリンピックで、金メダルを獲得している。
このことから、マイケル・フェルプス選手は、
「史上最強のスイマー」 や、「水の怪物」 と呼ばれている。
オリンピックでの実績から、「最も偉大なオリンピック選手」 と呼ばれることもある。
同1種目の4連覇を果たした選手は、マイケル・フェルプス選手以外に、5人いる。
その1人が、レスリング女子・58s級の、伊調馨選手である。
伊調馨選手は、マイケル・フェルプス選手と同様に、
2004年のアテネ・オリンピックから、2016年のリオ・オリンピックまでの4大会で、
4連覇を果たした。
これは、女子個人として、史上初のオリンピック4連覇であり、
これが評価されて、2016年には、国民栄誉賞を受賞している。
もしも、伊調馨選手が、2020年の東京・オリンピックに出場し、
レスリング女子・58s級で、金メダルを獲得した場合、
男女合わせて、初めての5連覇ということになる。