オリンピック関連コラム! 〜2020年東京オリンピックの、追加種目〜
2020年の東京・オリンピックで実施される、競技・種目は、
リオデジャネイロ・オリンピックの、28競技・306種目から、
5競技・33種目が増え、「33競技・339種目」 に決定した。
この内、2016年8月3日に、リオデジャネイロで開催された、
国際オリンピック委員会(IOC)総会において決められた追加競技は、
以下の5競技・18種目である。
・野球/ソフトボール:野球(男子)、ソフトボール(女子)
・空手:形(男女)、組手(男女各3階級)
・スケートボード:ストリート(男女)、パーク(男女)
・スポーツクライミング:スピード・ボルダリング・リード複合(男女)
・サーフィン:ショートボード(男女)
『野球/ソフトボール』 は復活であるが、
2024年のパリ・オリンピックでの実施は、行なわれない予定になっている。
アメリカや日本、中米では人気競技であるが、ヨーロッパでは人気が低く、
専用施設の新設がハードルとなっており、今後の開催も開催都市によるとみられる。
『空手』 も、今のところ東京・オリンピックでの実施しか予定されていない。
『テコンドー』 と重複するとの意見もあるため、
東京・オリンピックでの盛り上がり次第と言えよう。
『スケートボード』 は、アメリカで人気の、”X Games” の競技の一つである。
冬季オリンピックでは、”X Games” で人気の競技が採用されているが、
遂に、夏季オリンピックにも採用された。
『スノーボード ハーフパイプ』で、
オリンピックで3大会連続の金メダルに輝いている、ショーン・ホワイト選手が、
スケートボードでの、東京・オリンピックに参加を表明している。
日本でも大人気で、知名度が高い、ショーン・ホワイト選手が出場するとなると、
注目が集まるのは、間違いない。
『スポーツクライミング』 は、高さ15メートルを登る時間を競うスピード、
高さ4メートル程度の壁に作られたコースを、制限時間4分の間に、
いくつクリアできるかを競う、「ボルダリング」
高さ15メートル以上ある壁を、制限時間6分の間に、
どの地点まで登れるかを競う、「リード」 の3種目総合ポイントでの勝負となる。
『サーフィン』 の会場は、当初、ウェイブプールも検討されていたが、
千葉県長生郡一宮町にある、釣ヶ崎海岸(通称:志田下)のサーフィンビーチに決定した。
過去に実施されたことがある、『野球/ソフトボール』 以外は、
全て新競技であり、オリンピックの歴史に、新たなページが書き加えられる瞬間を、
直接目にすることができるかもしれない。