世界大会も開かれている、なぎなた!
※ 残念ながら、”なぎなた” は、ブックメーカーでオッズは付きません...
なぎなた(薙刀)とは本来、反りのある刀に、長い柄をつけた、斬撃用武器である。
それが、合戦形態の変化とともに、その武器としての価値を失い、
江戸時代には、技の修練を通じて、人の道を学ぶ薙刀道が起こり、
武家の婦女子に、課せられることになった。
そのせいか、女性が行う競技と思われがちだが、男性競技者も存在する。
近代に入ってからは、学校教育の武道の1つとして、推奨され、
第二次世界大戦後は、各流派が統一となり、全日本なぎなた連盟が組織されて以降は、
名称を、「薙刀」 から、「なぎなた」 と、改められた。
その後は、統一ルールが制定され、スポーツ化の道を歩み、今日に至っている。
競技方法は、試合競技と演技競技がある。
試合競技は剣道と似た部分があり、
2人の競技者が定められた部位(面、小手など)を、
確実に、相手より早く当て勝敗を競う。
3本勝負で、先に2本先取した方が、勝利である。
演技競技は、なぎなたを、正しく普及し発展させることを、
目的としており、2人1組の演技者が、技の優劣を競う。
指定された、規定競技と自由演技の、2種類があり、
技の難度や組み合わせが、高度なチームが、勝利となる。
1995年に東京で、「世界なぎなた選手権大会」 が、開かれて以来、
4年に1度、世界大会が開催されており、2015年には、
第6回大会が、カナダのモントリオールで開催される予定となっている。
国内においては、都道府県対抗や国体、少年少女レベルでも開催されており、
長い歴史を今日に伝える競技として、注目だ。
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