今後の活躍が期待される、新体操!
※ ”新体操” は、オリンピックの際には、ブックメーカーでオッズが付きます!
従来、新体操は、学校体育を中心に発達してきたものだが、
90年代後半辺りから、クラブの台頭が目覚ましく、
小さい頃から、クラブで基礎を積んだ選手でないと、
代表になるのが、難しい時代が続いていた。
しかし、どの競技でもそうだが、先を急ぎ過ぎている指導者たちによって、
試合用のプログラムばかりの練習で、基礎がおろそかになり、
身体の成長を妨げたり、練習や試合に追われて、楽しむことを忘れ、
燃え尽きてしまう選手も、少なくなかった。
こうしたことが、2004アテネ五輪を逃した遠因となり、
協会は、2006年に学閥やクラブとは関係なく、
全国からスタイルのいい若手を、オーディションで選び、
集中合宿をして鍛えていくという、画期的な方針を採用した。
その成果はすぐに現れ、スポンサーも付き、
チーム名を、「フェアリージャパン」 と改め、
2008北京、2012ロンドン、2016リオと、
3大会連続で、五輪出場を勝ちとっている。
また、世界選手権でも好成績を収め、
2009年に、ポルトガルで開かれた国際大会では、
種目別リボンロープで優勝し、史上初の、
新体操ワールドカップシリーズ優勝を、成し遂げている。
セレクトされた代表候補選手が、
住み込みで共同生活を行う姿に、一部では批判の声もある。
しかし、学閥やクラブ所属での優先順位を決める傾向が、
まだまだ根強いスポーツ界の中で、こういった、
ドラスティックな改革のもと、結果を出し続けている新体操に、
学ぶべき競技は、多いのではないだろうか。
特に、少子化の中、各スポーツも、人材発掘に力を入れてはいるが、
代表チーム全体レベルで、できている競技は、他に例を見ない。
フェアリージャパンの、ますますの活躍に期待したい。
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