大相撲が不祥事を乗り越え、再び国技と呼ばれる日は来るのか?
※ 残念ながら、”相撲” は、ブックメーカーでオッズが付きません...
2011年に起きた八百長問題で、それまで築き上げてきた、
大相撲の威信は、いとも簡単に崩れ去った。
それまでは、噂程度には取り上げられていた問題だったが、
現役の力士が携帯を使って、星取り勘定をしていたなどの、
生々しい証拠が明らかになるや、世間の猛烈な批判を浴び、
興行が休止されるなど、大きな打撃をこうむった。
その後、組織改善などが行われ、これまで通り、
テレビ放送も行われるようにはなったものの、
未だに、信用回復しているとは言えない状況だ。
そもそも、不祥事が発覚する以前から、
外国人力士が長年優勝し、日本人横綱の長期不在など、
大相撲が国技と呼べる状況かどうかについては、多くの異論があった。
日本人力士が育たない理由としては、少子化の影響、
厳しい稽古に耐えられるだけの、ハングリーさに欠けるなど、様々だ。
昔は、少し身体が大きい子どもに対しては、
相撲部屋に行けなどと、親戚がよく声をかけたものだが、
今ではそんな声は、とんと聞かれなくなった。
それだけ、太るという行為に対しての嫌悪感の広がり、
力士の引退後の潰しの利かなさなどが、
広く世間に沁みわたっていることの、証しなのだろう。
また、様々な種類の格闘技が、
興行として一定の成功を納めていることも、
大相撲に人材が流れにくい、要因かもしれない。
今後、相撲協会が成すべきことは、
国技などというプライドはかなぐり捨て、
相撲本来の魅力を、地道に伝えていくことである。
特に、多くの力士を輩出した、東北地方での、
高校相撲部の部員不足などによる廃部問題は、深刻である。
地道な人材発掘なしに、日本人横綱及び、
大相撲人気の復活は、成し遂げられないだろう。
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