スーパーラグビーって何?
昨年のラグビーワールドカップで活躍した、日本人選手が、
所属しているチームがあり、今年から、日本チームとしても、
リーグ参戦が決まっているスーパーラグビー。
しかし、その内容を正確に説明できる人は、
ラグビーファンでも、多いとは言えないだろう。
ラグビーも他のスポーツと同じように、世界ランキングがある。
”ニュージーランド”・”オーストラリア”・”南アフリカ” が、世界のトップ3だ。
その3カ国を中心に、全部で5カ国18チームで行われる、
「南半球最強決定戦」 が、スーパーラグビーである。
開催期間限定で、結成されるクラブが、
各カンファレンスに分かれてリーグ戦を行い、
上位チームがプレーオフトーナメントを戦い、優勝が決定する。
「開催期間限定で、クラブを結成」 というところが、
ポイントで、日本のチームに所属しながら、
スーパーラグビーでもプレーしている選手がいるのは、そのためである。
もともとは、『スーパー12』 の名称で、1996年に、
始まった大会で、日本においても、コアなラグビーファンは、
昔から、ケーブルチャンネルなどで視聴していた。
その頃は、まさか日本人選手が、スーパーラグビーで、
プレーする日が来るなんて、夢にも思わなかったわけだが、
昨年は、日本代表SH(スクラムハーフ)、田中史朗選手も所属した、
ハイランダーズが、初優勝を遂げたこともあり、
ワールドカップでの活躍も相まって、一気に知名度を拡げた。
さらに、今年からは、ワールドカップで活躍した、
五郎丸歩選手が、クイーンズランド・レッズに加入し、
早速プレシーズンマッチで、デビューを果たしている。
日本のチーム名は、『サンウルブズ』 。
ホームゲームもあるため、2月27日には、
秩父宮ラグビー場で、南アフリカのライオンズと、
記念すべき、スーパーラグビー第1戦を迎える。
より高いレベルで試合をこなすことが、代表の強化、
そして、日本ラグビーの層を拡大していくことを信じたい。
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