ロッテは今年も意外性を発揮できるのか?
昨年低評価を覆し、Aクラス入りを果たした千葉ロッテマリーンズ。
最後は巨大戦力、ソフトバンクの前に屈したものの、
短期決戦に強い、ロッテの健在さをアピールできた。
とはいうものの、Aクラス入りを果たせたのは、西武の失速によるところが、
大きかったし、首位ソフトバンクには、20ゲーム近く差を着けられての、
3位だったから、とても褒められたものではない。
さらに、2度の日本一に貢献した今江が楽天に、好守を見せていた、
クルーズが巨人に移籍し、大幅な戦力ダウンとなってしまった。
若手育成には定評のあるロッテだが、果たしてこの苦境を、
乗り切り結果を出すことはできるのだろうか。
2度の日本一を経験したメンバーのほとんどが、
チームを去った今、求められるのは若い世代の活躍だ。
幸いドラフト戦略が上手くいき、昨夏の甲子園を沸かせた、
平沢・成田・原の3選手が入団した。
特に平沢選手は、立浪以来の高校生で、ショート開幕スタメンの、
呼び声高い逸材で、大きな期待が寄せられている。
今やロッテは、ドラフトで指名しても行きたいチームの1つであり、
小池指名の時のように、入団拒否された時代とは隔世の感がある。
”清田”・”デスパイネ”・”ナバーロ(新外国人)”の、クリーンナップが機能し、
ソフトバンクから入団した、ナイスガイのスタンリッジが、例年通りの活躍、
唐川や藤岡など先発陣の復活と、若手の意外な活躍があれば、チームの可能性は大きく拡がる。
もともとロッテは、大らかな野球が特徴だ。
年々チームの個性が失われていく球団も多い中、意外性のある野球で、
大いにシーズンを盛り上げ、短期決戦で、再び無類の強さを発揮してもらいたい。
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